吾輩は20卒である。

20卒のサラリーマンです。日々のこと、読書のこと、創作活動のこと等をつらつらと書きます。みなさんに楽しんでいただけるよな記事を書けるようになりたい。

【20卒】後日談

【20卒】 後日談

 

先日、上司に怒られすぎて+現場の空気が最悪すぎて、午後7時にマックに昼飯を食べに行って、トイレでストレスが爆発して便器に向かって叫んだという話を書いた。その後の話。

 

 

 

午後8時くらいになると、さすがに事務所も落ち着いていて、さっきまでの喧騒が嘘のよう。そして僕も落ち着いていた。僕は怒りのタイプが、突然爆発して突然落ち着くエヴァ初号機タイプなので、逆にいつもより冷静なくらいだった。

そして、あと1時間で全員退社という時間で、上司に呼ばれた。彼も穏やかになっていたから、空気で怒鳴られることはないだろうと察したけれど、何を言われるか全くわからなかった。

 

その上司が僕に語ったことは、現場の仕事におけることだった。内容自体は大変勉強になったし、新しい学びも多かった。

 

でも、上司の話を真剣に聞いて、驚いたことは1つだ。その上司が、なんと現場、そして仕事が好きかということだ。

いや、もしかしたら振りなのかもしれない。そういうポジションにいる者としての、一つの勤めなのかもしれない。

 

どうだとしても、だ。彼が語る仕事の哲学や論理、そして結果を出すための方法。内容もさることながら、彼の、その語っている時の表情、目。

 

上司は現場が好きなのだ。仕事が好きなのだ。ポケモンに熱中する子供の用に。どうすれば、このゲームで勝ち抜けるのか、それを考えて実行して、トライ&エラーを繰り返して、結果がグラフで右肩上がりになっていくのが好きなのだ。少なくとも、僕はそう感じだ。

 

改めて、事業所のトイレでブチ切れなくてよかったと思った。そうすることも考えていたからだ。

 

それと同時に、幾分複雑な気持ちになってもいた。

 

 

 

この記事に書いた通り、最近の僕は1週間に1回くらい「みんな死ね」と思いながら仕事をしていたこともあったからだ。それはひどく傲慢なことなのだろうけど、生まれ持った気質、というかソフトスキルの部分を変えることはひどく難しいだろう。

 

けれども、これほどまでに上司が気持ちを傾けている現場に「大嫌い」ということなんてもちろんできない。

「正直に言えば、仕事中は集中している時以外は、「みんな死ね」としか考えが回りません。自分の今している仕事なんて、くそみたいなもので、世界のために無くなってもいい仕事だとしか思っていません」なんて、彼の前で言えるはずもない。

 

 

その夜、同期の女の子と帰った。本当は居酒屋にでも入って、話をしたかったけど、緊張事態宣言のせいでどこも開いていない。

 

「この仕事は好き?」と僕は聞いた。

「嫌い」と彼女は言った。意外だった、彼女は仕事が好きだと勝手に思っていた。楽しそうに見えたから。

 

「あの上司は……仕事が大好きだよね」

「……なんで? なんでそうなるの?(なんでそんな心境に達しえるの?)」

 

理解できない、という表情をしていた。僕もそうだ。

就活中によく聞いた言葉「やりがい」

 

そんな言葉とは全く無縁の生活が、来月が終わるともう一年になろうとしている。

来年の目標は、さらに金を稼ぐことだ。