自分の顔が嫌いだった。朝、顔を洗いに行った際に鏡に映った顔を見るのが嫌いで、親の運転する自動車の助手席に乗った際に、サイドミラーに自分の顔が映るのが死ぬほど嫌だった。
不登校だった中学生の時には、自分の部屋の鏡をスコップで壊してしまったこともある。そのくらい、自分の顔が嫌いだ。嫌いだった。
高校生の時には、「チョキチョキ」や「メンズノンノ」の洗脳を受け、洗顔料につき3000円くらい使っていた。肌は綺麗になったけど、向井理にはなれなかった。
大学に入り社会人になって、お金にかけらも余裕がなくなってからは、肌をケアするお金を0にした。自分の顔を見るのが嫌いだったから、他人に指摘されるまで、自分の肌が荒れていることに気が付かなかった。
しかし、そんな時僕を支えてくれたのは親父でもなく、お袋でもなく、そう、リ、彼女でした。
そう、俺は最近自分の顔が好きになった。理由は単純さ、彼女がほめてくれるから。自分ではコンプレックスだと思っていた唇も、彼女は形がきれいで存在感がある、と言ってくれる。顔の一つ一つのパーツは綺麗とほめてくれる。色々なところに行くたびに、体験をするたびに、「こんなの初めて……」って嬉しそうにしてくれる。
そんな彼女とバチェロレッテを見ました。
(最後の3人になった時)
(彼女)「わー、みんな身長たかーい」
(ワイ)「やっぱ身長って高いほうがいいの?」
「そりゃそうでしょ。身長が高いほうが、男の子に王子様感というか、デートでも非日常感が出るよね」
「……(平均身長以下のワイ)」
(彼女)「○○さんイケメンやわぁ。やっぱ顔ってそれぞれのバランスだよね」
「……」
(彼女)「うわー、わかる。男ってとりあえず「こんなの初めて……」って言っとけば喜ぶよね」
「……」
(彼女)「うっわ、みんあ肌綺麗ーー。(チラッ)」
「男の肌って重要なん?」
「重要でしょ*1肌汚い人と触れ合いたくないし」
彼女からおすすめの化粧水聞きました。無印良品がいいらしいです。最近は浴びるようにつけてます。
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ(大容量) 400ml 76448341
*1:笑