吾輩はkindaマッチョである。
冬のマッチョは風邪をひきやすい
冬のマッチョは風邪をひきやすいという話をする。
冬のマッチョは風邪をひきやすい。
これは本当に誤解されることが多いから力説させてくれ……
冬のマッチョは風邪をひきやすい。
もう覚えてもらえたと思う。
冬のマッチョは風邪をひきやすい。
いいだろうか。
冬のマッチョは風邪をひきやすい。
本当なんだ。
みんなマッチョにどういうイメージを持つだろう……?屈強、体がでかい、ジムでの態度もでかい、声もでかい、ゴリラゴリラゴリラ……
「マッチョだから、あったかいんだね」
ツインテールの女の子に手をつなぎながら言われた言葉だ。
その女の子の名前はブルーアイズホワイトドラゴン。
ちなみに僕は海馬社長ではないし、古代ファラオでブルーアイズホワイトドラゴンが女体化した夢も見ていない。
で、マッチョが温かいというのは本当だ。これは筋肉をつけると太りにくい体になることと共通している。
筋肉をつけるということは、いわば、「燃費の悪い体」になるということだ。つまり、筋肉の多い人のほうが、座っていても、立っていても、歩いていても、走っていても、消費するカロリーが大きい。
人間が太るか、痩せるかなんて結局のところ「消費カロリー」と「摂取カロリー」のシーソーゲームでしかない。「消費カロリー」>「摂取カロリー」なら痩せ、「消費カロリー」<「摂取カロリー」なら太る。
で、筋肉量が増えると、それだけ血流が増える。体の隅々まで血がいきわたり、体を熱く保ちやすくなる。
だから、マッチョは基礎体温が高い。
ここまで聞くと、「え、だからマッチョは風邪ひきにくいのでは?」と思うかもしれない。だが違うんだ。最後まで聞いてくれ。
マッチョがマッチョである所以、それは当然、筋トレをしているからだ。筋トレをするとはどういうことか。それは、一度筋肉をぶっ壊す行為に他ならない。
つまり、マッチョの体には常に一定周期で体に疲労が蓄積している状態がある。
これが冬に致命的なのだよ、諸君。
ご存じの通り、日本の冬は極めて風邪をひきやすいコンディションがそろっている。
空気は乾燥していてウイルスはいつもより活発に動くし、気温のせいで体温が下がるから、免疫力も落ちている。
そんな中、(見た目だけは)屈強な間マッチョたちは、体がボロボロの状態で街中を歩いているのだ。
冬場、街中にいるマッチョたちは戦場帰りの戦士たちに等しいと思ってほしい。彼らの体は傷つき、弱り、休息を欲している。何より、ウイルスの的である。
だから、マッチョは冬に弱い。すぐに風邪をひく。彼らは、自分を限界まで追い込んでいるからだ。
何が言いたいのかって?
僕が体調崩したからと言って、「お前そんなガタイいいのにまたかぁ~~」というのは辞めておくれよ。
ストレスが増っする、増っする。
筋肉だけにね……