吾輩は大阪に来て二週間が経ったんである。
大阪はすごいなぁ。
みんな関西弁をしゃべっている。
吾輩は18年間を茨城で過ごし、7年を東京にほど近い神奈川の街で過ごしたから、こんなに関西弁に囲まれたのは初めてだ。
ちなみに同期の話によると、わたしがいまいるのは大阪の南のほうで、関西のほうでも関西弁がきつい地域らしい。
仕事で普通に話していても、
「めっちゃ標準語ですね」
とか言われる。その時に吾輩は、そうか、標準語を話していたのか、とふと思う。
新しい職場は前回よりもだいぶ人として働けるから、特にストレスが溜まっているわけでもない。
幸せだ。
そういえば、最近上司と話す機会もちょっとずつだが増えた。
今日も話していたが、ある言葉が心に残った。紹介したい。
「金をかければだいたいできるからな」
おっとこれじゃない。(これもなるほどなぁ、と思ったが。)
『「報・連・相」の中でな、一番難しいのは「報」やねん。そんでな。ホウレンソウの「報」っていうのはな、「上司と自分の考えをすり合わせる」ってことやねん」
これである。
なるほど、と思った。
そして
「上司の考えがいつも正しいわけではないから、いつも自分の考えももっとけ。そうでないと、組織の中で盲目になってしまうぞ」
とも言われた。
かなり抽象度の高い精神的な話だが、いつかこの言葉にハッとする日もくるのだろうか。
今日もいい日になりますよう。