吾輩は芥川賞を全部読む。

読んだ本の書籍レビューを軸に好き勝手書きます。作家になりたい大学生。来年から働きます。経済学部、専攻はマーケットデザイン。

【20卒】 一か月 大阪へ

吾輩は引っ越しである。

 

前日はすっからかんの五年も住み慣れた部屋を出ていき、ベッドがないから彼女の家に泊まらせてもらった。

 

新幹線の切符売り場は噂通り閑散としていた。

 

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閑散とする品川駅

車内に乗り込む。この時期なのに、自由席に座っていても、ぽつぽつと客がいるだけで、隣に荷物も置けるし、好きなだけ座席を倒すこともできる。

 

そして席についてすぐに、デッキにうつり、水道局、関西ガスに電話をかけた。

 

驚くなかれ。吾輩は引っ越し童貞だったので、水道局とガスの手続きが必要だということをすっかり失念していたのである。

 

市役所の人は、入居が今日なんです、、、という吾輩の無知ぶりにも全力で答えてくれた。とりあえず水道は使えるらしい。

 

ガス・電気のほうはコロナのせいか、誰も電話にでんわ。

結局webで手続きをしたから、使えるのは明後日からだ。それまで、風呂にも入れぬ。

 

そういえば、新幹線に乗ってすぐに、昨日さよならしたはずの街が見えて、思わず声をあげてしまった。

 

そうだった。我が愛しの綱島は、品川~新横浜間の新幹線が通るのだ。

 

吾輩のアパートを探そうと目を凝らして住宅の棟の山を見ていたが、すぐに真っ暗。トンネルに入ってしまった。

 

トンネルから出ると、そこは知らない街だったよ。

 

吾輩はそのまま空いている座席を探すと(すぐに見つかった)そこにもたれかかって外をぼんやりと眺めた。

 

新幹線は早い。あっという間に富士山が見えてくる。

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目を覚ましたら、そこはもう京都だった。新大阪で降りなければいけないから危なかった。

 

新大阪から降りて、天王寺駅で乗り換え。あべのハルカスをしたから仰ぎ見ていた吾輩は誰の目にもよそ者に映っていたことだろう。

しかし、暑い。大阪は暑かった。

 

あべのハルカスはもちろんしまっていたけど、最寄り駅にブルドック型のパンナコッタを出す店を見つけた。ワンナコッタというらしい。写真がこれだ。リアルすぎる。

 

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カフェオレ味のパンナコッタらしい

 

いつか行ってみよう。

 

部屋は広かった。東京だと、これで六万円は考えられない広さ。

あと電気はブレーカーつけたらついた。なんでだ。明後日からだとネットの申し込みではなっていたのに。

 

そして、15時になり、引っ越し屋さんの荷物搬入。わずか30分でこれから。

 

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これに。洗濯機とか、冷蔵庫とか、電子レンジとかもすべて取り付けてもらって、手際の良さ。さすがというほかない。

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その後、アパート周辺をぶらぶら。長期的にここで暮らすには絶対に車が必要と気が付く。なんというか、地元の茨城を彷彿とさせる道路の広さ。そして民家の間ところどころに畑がある。

 

横浜や東京とは明らかに異質の街の顔に遠くに来てしまったんだな、と実感する。いや、むしろこういう街並みのほうが日本の普通で、東京や横浜の過密度が異常なだけなのかもしれない。実際、そうだと思う。

 

全然関係ないけど大阪が今日暑かったからですかね? めちゃめちゃコバエが多かった。

 

帰宅。近所の弁当屋でのり弁を買って晩御飯にした。のり弁の、のりの下のおかかが甘い醤油で味付けしてあった。これは関西のスタンダードなのか、あの弁当屋オリジナルなのか……

 

なんと、自動お湯張りの昨日もついていた。大阪の田舎はすごい。六万でこれだけの物件に住めるとは。ワクワクしてお湯を張る。

 

彼女との電話を切って、お湯に片足を突っ込んだら凍った。それは完全な水だった。お湯張りの温度は44度に設定されている。

 

元栓を開けて、ガスコンロをひねる。かちちちち、という音が広い部屋に響くだけであった。

 

どうやら、あと一日は風呂に入れないみたいだ。

みなさんも引っ越しをする際には、ライフライン(水道・ガス・電気)の連絡はお早めに。

 

今日もいい日になりますよう。