吾輩は芥川賞を全部読む。

読んだ本の書籍レビューが主です。作家になりたい大学生。来年から働きます。

吾輩は初ライブである。

 吾輩は青春をしてきたんである。若者たちに囲まれて、体を揺らして踊ったよ。

 三田祭前夜祭なるものに、大学四年になり始めて行ってきた。

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 これがパンフレットだ。吾輩はミセスグリーンアップルというバンドを、このライブに誘われるまで知らなかった。まったく知らなかった吾輩は前日の夜に、ジムで筋トレしながら聞き始めたのである。

 吾輩は衝撃を受けたよ。なんてまっすぐな青春ソングなんだと。まぶしくて、こっぱずかしくて、すぐに椎名林檎の「丸の内サディスティック」に切り替えて筋トレした。この感覚は知っていた。吾輩が初めてGREEEENを聞いたときの感覚と同じである。でも明日のライブを楽しめないのは嫌だと思って、またミセスグリーンアップルの曲を聴き始めた。どれもキラキラした曲だったよ。

 そうして吾輩は今日、みなとみらい駅に行ってきたんである。

 駅は慶應生でいっぱいだったよ。若い連中が若さをはじけさせて騒いでいた。

 吾輩と友達たちの席は最後列だった。

 すぐに開園になって、暗くなった。次の瞬間、吾輩は度肝を抜かれたんである。暗くなり、スモークがたかれたステージ上の奥の一部が明るくなるとともに、目に飛び込んできたのは赤髪の少女が力強くドラムをたたく姿だった。

 格好いいなぁ。

 吾輩はここで、一番魅了されてドキドキした。ライブを通じて一番ドキドキしたのはここだったもしれない。力強く腕を振るって叩いた音が、パシフィコ横浜の会場を震わせていたよ。

 それからキーボードやギターの人たちがスモークがたかれた明かりの下に照らされて、ソロをやり、そのあとで歌声が聞こえてきた。メンバーひとりひとりが明かりに照らされるたびに歓声が沸き上がったのだが、それから吾輩はずっとドラムを見ていた。恰好よかったからなぁ。赤髪の人が叩くドラムが恰好よかったんだなぁ、これが。

 セットリストはこれだ。

 

REVERSE

On My MiND

VIP

アンゼンパイ

soFt-dRink

Soup

No.7

WHOO WHOO WHOO

WanteD! WanteD!

春愁

ロマンチシズム

CHEERS

StaRt

インフェルノ

僕のこと

 

En.

青と夏

 (参照 https://twitter.com/Live_Rock_life/status/1190225885732859904)

 

 途中でMCを挟んだが、話すのはほとんどもっくんという男の子で、ドラムの女の子は話さなかった。それが少し残念だったよ。吾輩はドラムの女の子が話すところも見たかった。

 アンコール前の最後の曲が終わって、彼らはずいぶん長いこと頭を下げていた。一度弱まった拍手が、さらに盛り上がるくらい長く下げていた。そうしてすぐにアンコール、アンコール! というコールが始まった。吾輩は少し疲れたので、座って休んでいたが、すぐに歓声が起こった。

 立ち上がってみて納得した。

 その時、私のとなりの三田祭という文字の書かれた法被を着ていた女の子が「うそ……」と声を漏らして両手で口を押えていたのである。彼女は泣きそうになっていた。その姿を見て私も泣きそうになった。私がライブでもっとも感動したのは、この時だ。

 ミセスグリーンアップルの面々が、三田祭という文字の書かれた赤い法被をきて登場してきたのである。(こんなやつ↓)

 

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  そうして彼らは青と夏を歌ったのである。
 隣の三田祭のという文字の書かれた法被を着ていた女の子(三田祭実行委員の子)が泣きそうになりながら、業務のこともあるのか控えめに腕を振っていた姿に吾輩は心が打たれたんだ。
 最後のお辞儀も深々と長かった。三田実の法被を着た(三田祭という文字の書かれた法被のこと)ミセスグリーンアップルのメンバーがステージから消えるまで、みんなステージを見ていたよ。ドラムの女の子が背中を見せつけて親指で背中の文字をさしたんだ。三田祭、と書いてあったなぁ。
 吾輩は隣をみたが、泣きそうになっていた女の子はもういなかった。きっと業務にいったんだろうなぁ。三田祭実行委員のメンバーが、頭を下げていたよ。立派な大学生活だと思ったもんだ。吾輩は海外をふらふらしていたからのう。
 我々は混んでくる前に、一目散に会場を抜け出して夜のみなとみらいを歩いたよ。
とてもいいライブだった。初ライブが彼らで本当に良かったと思ったんだなぁ。同時に来世はこんな風になりたいとも思ったなぁ。吾輩は働いて働いて死ぬだけだからのう。
 来年もまた来たいから、後輩にチケットを頼もうと画策しているのである。