吾輩は芥川賞を全部読む。

読んだ本の書籍レビューを軸に好き勝手書きます。作家になりたい大学生。来年から働きます。経済学部、専攻はマーケットデザイン。

校長先生の話と本当の愛  

日吉駅を歩いていると、こんなのが目に入った。

 

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七年前はこんなのなかった気がする。受験生のみんなには頑張ってほしい。

 

くれぐれも現役で合格してそこから七年も大学に居座るようなわたしにはならないでほしい。

 

勉強はそこそこに、ほかの活動に打ち込んで容量よく就活もおわすんやで! と受験生に心でエールを送った。

 

話がそれた。

 

もうすぐ卒業シーズンなので、高校の思い出でも書こうと思う。

 

わたしの高校は茨城では結構有名な私立だった。高校野球のため、と書くと多分高校野球に詳しい人にはできるだろう。

 

そこの校長が、まぁ、見た目は文字通りたぬきじじいだったが、とにかくスピーチがうまかった。

 

スピーチのコツは

 

  • 感情に訴える。(小難しい話をしても伝わらない)
  • 同じメッセージを繰り返す。

 

 

ということをこの人から教わった気がする。それらは、塾講師のアルバイトにおいてもとても役に立った。

 

実際、先生の話なんて、生徒はほとんどおぼえちゃいない。

 

そこで大切なのは、いかに彼らの感情を動かして、能動的な聞く姿勢を作るかだ。

 

そして、高校を卒業して何年もたった今でも、わたしは校長先生のメッセージを覚えているから、ひたすら繰り返すというのはとても大事なのだと思う。(当時は「こいつ、いつも同じ話してんな」とおもったとしても。

 

校長先生のメッセージは一貫して「プライドを持て」だった。

 

「プライドをもて」


校長先生は本当に繰り返し繰り返しこのことを言っていた。

 

「○○学園という立派な高校の生徒なのだから、どんな進路を選んでも誇り、人間のプライドだけは失ってはいけん」といつも言っていた。

 

そしてその校長先生がある時したスピーチをわたしは今でも覚えている。

 

たしか、大学進学か何かの話をしていたのだと思う。

 

壇上の校長先生は、少し間を取って生徒達を見渡した。

 

そして

「君たちのお母さん、お父さんでそうした職業の人がいたら申し訳ないけれど、」と前置きをした上で、言った。

 

「犬のトリマーという職業がある。それは犬の美容師みたいなもので、犬の毛を刈る仕事だ。断じて言うが、君たちはあのような職業については絶対にいけない」

 

壇上の彼は続けた。

 

「君たちは日本の未来を切り開いていくような人材だ。この○○学園から、大学へ行き、社会に貢献するような人間だ。そんな人間は犬の毛を刈るようなことを仕事にしてはいけない」

 

犬を飼ったことがなく、どちらかといえば犬嫌いなわたしでさえ(小さい頃に野犬に追いかけられたから)酷いこと言うな、と思ったのだ。


犬が好き人や家で飼っている人にとってはなおのことだったろう。

 

酷いことを言うな。

 

高校生の頃はこれだけしか思わなかった。

 

他に何を話してたかなんてさっぱり思い出せない。けれども、卒業から実に7年もの年月が経ってしまった今、そのときの校長先生の言葉を時々思い出す。


彼の真意はいまならはっきりとわかる。

 

わたしの通っていた高校は学費が決して安くはなかった。

 

またわたしのように遠方から来る生徒も多く、バス代の定期が月に一万を越えることなんて別に珍しくもなかった。


つまり、非常に金がかかる高校だったわけだ。


そんな高校に通ったのだから、せめて人並みに胸を晴れるというか、人様に堂々と言えるような職業についてほしいというのが、多くのご両親の気持ちなのではないだろうか。


もちろんこれはすごく俗物的で資本主義的な考えだと思う。


教育資本の投下とその回収。


けれども、世の中というのは資本主義で動いている。少なくとも日本はそうだ。


それを考えると、校長先生の気持ちもわかる。

あれはつまり、「こんなに莫大なお金をかけて、君たちはこの高校に通っている。そのリターンはしっかり受け取りなさい。バカじゃないんだから。君のためにも、親のためにも」という、メッセージだ。


あの頃、2013年には炎上という言葉はあったっけ? わからない、けれど今この発言が出るところに出たら炎上はするだろう。


「校長先生が、トリマーみたいな職業にだけはつくなっていってた笑笑」


世の中には確かに真理なのだけれども、口に出して言わない方がいいことが多々ある。


その結果、真理を誰からも学べない人はさらに社会から取り残されていく。


最近はその真理をご丁寧に説いてもあらぬ方向から火を投げられたりもする。


わたしのすきな『夜のピクニック』という小説にこんな言葉がある。(うろ覚えだけと)
「子供の親切は+の親切だけだ。けど大人の親切は、あえて何かをしないっていう、-の親切のことだ」

 

あの頃ああして媚びるでもなく、自分の言葉を伝えている校長先生は今何を語っているのだろうか。

そういえばわたしの高校は携帯が厳禁で(たしか二回持ち込むと問答無用で停学だった)あったが、今も携帯は持っていけないのだろうか。

 

気持ちがざわつく春の夜はそんなことを思い出す。

 

 

 

 

 

『本当の戦争の話をしよう』    訳:村上春樹 著:ティム・オブライエン

 

昼寝ばかりの大学生活を送ってきました。

 

吾輩はブタである。

 

高校生の頃に勤勉すぎた反動か、大学生になって(留学時除く)、平均的な起床時間が13時になった。

 

地方の高校生で上京を夢見ている人は楽しみにしてほしい。

 

好きなだけ寝られるよ(^_-)-☆

 

そんなわたしにだって主張すべきことがある。

 

モンキーパークと名高い慶應義塾大学、日吉キャンパスでよく見る若造たちの、机を抱えた午睡(シエスタ)は忌むべきものであると。

 

昼寝はもっと自由で孤独であるべきだ。

 

吾輩は今日も14時に起床したよ。

 

けれどもどうして。

 

昼寝道のカリスマ、仮寝のエトワールも夢の中ではみじめな敗戦国の一兵士だった。

 

覚えている。

 

吾輩は追われていた。

 

もはや、仲間はいなかった。皆、殺されたのだ。

 

吾輩が、見張りの吾輩が寝過ごしたのが原因だった。

 

すごい音に起こされると、みんな死んでいた……

 

かきわけた、くさむら。

 

顎に痛みが走る。目の前の、カモフラージュしていた、カーキ色の軍服の兵士。

 

自分の運命を悟る。

 

ぎゅっと目をつぶり、「神様と……」あまりにも情けない声……

 

目を開けると、そこは見慣れたワンルーム

 

万年床に汗だくの男。

 

外からは、初夏の熱気が入り込み、廃品回収の車のアナウンスが聞こえる。

 

天井の裸電球は、どこかわたしを笑うかのように軽やかに揺れている。

 

 


本当の戦争の話をしよう (文春文庫)

 

本書に収められているものは、一つの戦争に関する連作短編小説だ。そこでの戦争は(戦争というものはすべからくそうであるのだろうが)どれも愚かで凄惨なものである。

 

けれども、作者が声高にそう主張することはない。

 

戦地における愛と憎悪を、高貴と醜悪を、人と人ならざるものを、プライドと傲慢を、思いやりと貪欲を、そして生者と死者をありのままに書き尽くす。

 

それらは、あるいは現実に起こった話ではないのかもしれない。

 

得られる教訓もないのかもしれない。(そしてそれが、戦争というものなのかもしれない)

 

語られているのは、ただ「本当の」戦争についての物語である。

 

読者は闇を切り裂く閃光弾の輝きを、自分が兵士の作る影の昏さを、極限状態で内臓が絞り上げられるような感覚を、自らの体験のように味わう。

 

それらは映像の断片になって、奇妙なかけらとなって夢に現れる。

 

『本当の戦争の話をしよう』は自分が籠る小さな日常の外にどのような世界があり、そこで生きてく、生きてる、そして死んでいくとはどのようなことであるかを教えてくれる。

 

今日もいい日になりますよう。

 

 

 

 

【肉体改造】 三週間、鶏むね肉一キロ食べてみた。 後半

【肉体改造】 二週間、鶏むね肉一キロ食べてみた。 後半

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!【注】上裸の男性の画像があります!
人によっては不快な思いをするかもしれません。

後半です。

 

 

というわけで、三週間目の肉体改造の記録を載せます。

 


【肉体改造】鶏肉を1日一キロたべた。三週間後

 


以上です。
筋肉量は増えてるように見えてるけど、どうなんやろ。

 

なんかあんまり変わってないようにも見える……


ちなみにサプリメントは一切のんでないです。

今度は一切サプリメントを飲んでないわたしが、サプリメントガンガン接種したらどう変わるのかも実験したい。

今日もいい日になりますよう。

 

 

 

 

 

【肉体改造】 二週間、鶏むね肉一キロ食べてみた。 前半    

 

!【注】下にスクロールすると、上裸の男性の動画があります!

人によっては不快な思いをするかもしれません。どうぞ自己責任で閲覧ください。

 

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メロンソーダを運ぶマッチョ

 

 

ども。

 

街でマッチョを見ることも増えてきましたね。

書店に行くと、こういった本が目につきます。

 

 


ストレスゼロの生き方 ~心が軽くなる100の習慣~

 


超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

 

全部嘘なのに

 

 まぁ、嘘かどうかは知りませんが、筋トレ勉強もしてきたわたしの経験上、ペイできるのは、勉強です。

 

筋トレをすれば、鬱が治り、自信がつき、女の子にモテて、「加湿器と呼ばれた男がユキちゃんのあそこを加湿器」にできるとか言われてますが、

 

です。

 

これは本当に声高に主張したいのですが、モテは掛け算です。

 

いくら高学歴やマッチョや高収入といったカードを手にしても、それは結局、個人のモテにかかる係数なのです。

 

0に何をかけても0です。

 

神に愛されし、イケメンにはかないません。南無三。

 

わたしはマッチョですが、モテません。

 

さらに言うと慶應大学に通ってますが、モテません。

 

来年は割と高収入になるので、これが変わるのか楽しみです。

まぁ、モテないでしょうが。

 

閑話休題

 

タイトルにある通り、昨年の11月から一か月、鶏むね肉を毎日一キロ食べ続けてみました。

 

さぁ、体はどう変わるのか⁉

 

以下、結果です! 

 

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実験開始前

鶏肉を一キロ食べ続けると、8日で体はこう変化しました。

 

 

 

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鶏肉一日一キロ食べた(一週間後)

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鶏肉一日一キロ食べた(一週間後)


続きます。

今日もいい日になりますよう。

 

 

 

 

 

 

深夜の失敗 ~カフェイン剤の副作用~

 ども。

 

どうしても眠たいときや、勉強に集中できないときってありますよね。

 

そんなときに、わたしが頼っているのがカフェイン剤です。↓

 


マイプロテイン ピュア カフェイン (旧名 カフェインプロ 200mg) 100錠 2セット

これほんとに便利で、マジで集中力増します。

(⚠ただし、カフェイン剤の常用はいけない! 様々な健康被害が報告されている!⚠)

 

わたしは高校三年生は昼食後の五時間目はこれでドーピングしてました。

 

KO大学に現役で合格できたのも、三割はこれのおかげなんじゃないか……

 

そんなカフェイン剤依存のわたしですが、ついこの間ある失敗をしました。

 

みなさんに同じ失敗をしてほしくないから、わたしは失敗をさらけ出そうと思います。

 

わたしの一番好きな曲My chemical romanceの『the black parade』にも

Im gonna show my scars.(ぼくは自分の傷をさらけ出そう)

 

とありますし。

www.youtube.com

 

 

結論:カフェイン剤ってめちゃ便利だけど、お腹が緩くなるから気を付けよう!

 

!汚い話です。食事中、もしくは汚い話が苦手な方はご遠慮ください!

 

 

『簿記の勉強をしていて、屁をしようと思ったら新品の白パーカーに★★★がついていた』

 

な……何を言っているのかわからねーと思うが、オレも何が起こったのかわからなかった……

 

 

はい、汚い話が始まります。

 

わたくしごとですが、二月の初めから簿記の勉強始めました。

 

内定先の要件で、簿記取らないとアウト(内定取り消し)なんですよ……

 

試験が2020年2月23日なんで、今必死こいてます……

 

今回は二級と三級同時受験するのですが、二級に受かったら、ブログにも書こうと思っています。

 

で、今回はそんな勉強中に起こった悲劇の話……

 

汚いですよぉ。。。。。

 

余談なんすけど、KO生の特性の一つにさ「勉強時間を少なく見積もって他人に伝える」というのが絶対にあるよね。

 

ゼミの後輩に「簿記三級ってどれくらい勉強すればいける?」ってきいたら、

 

「うーーん。一日ガチればいけますwww」

 

って言われたけど。

 

いや、絶対無理だから!!

 

 

本当慶應生特有の勉強時間少なくしてドヤァってなるの何なんだろう……

 

 

まぁ、そんなこんなで簿記の勉強をしていまして、絶賛苦戦しております。

 

で、ここぞという力入れる勉強するときにわたしが頼るのがコレ。

 

 カフェイン剤~~ (CV.ドラえもん

 

で、それを摂取して、勉強していたんだ……

 

でもわたしは忘れていた。

 

それは、

 

カフェイン剤には、お腹を緩くする効果があるということを……

 

あぁ、神様!

 

どうして不幸は重なるんだろう?

 

水が低いところに落ちるように、嫌な偶然は必然みたいに起こるのだろう。

 

セックスに例えると……いややめておこう(CV. 村上春樹

 

その日、わたしは買ったばかりの白パーカー着ていた。

 

前の日に、下北沢で買った白いパーカーだった。

 


シザーハンズパーカー · デップライダーシザーハンズパーカー男性カジュアルプルオーバーパーカー綿赤色冬パーカー

↑これに似た白いやつ。 

 

なぜ、着ていたのかって?  勉強する気がしなかったから、パーカーを着てやる気を出そうと思ったのさ!

 

それでわたしの下腹には、ある予感がしたんだ。

 

屁がたまってるぞってさ……

 

これは全くの私情なんだけど、わたしは人がいないところでは力いっぱい屁をぶちかますのが好きさ!

 

だから、当然のごとく力を入れた。

 

「屁をこくッ」と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ!

 

がしかし高橋、

 

その時に感じたけつへの違和感、

 

およそコンマ1秒……

 

わたしは思わず手を伸ばしていた。尻の下にさ…

 

そう、なぜだろう、屁ではなく、実が出かかったから……

 

わたしは手を引き戻した。

 

その瞬間、なんてわたしの右手は……

 

うわああああああああああああああああああああああああああああああああっ。

 

 

なんてことをしちまったんだぁーーーーーーーー

 

オレはッ、今ッ、とっさの反射でッ

 

 

右手が、

 

 

死んでいる……

 

 

 Image result for はだしのゲン おどりゃ

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仕方ないから手を洗った。

 

が、なかなかにおいが落ちない。その前の食事がステーキだった。(地獄)

 

あれ、これほんとににおいが落ちない?

 

なんで? なんで?

 

つけていた手をかいでみる。

 

あれ、手のにおいは落ちている……

 

でもにおいがする。

 

椅子のある部屋に戻る。もしかしたら、勉強机のどこか、あるいは椅子の……

 

 

 

鏡に飛び込んできたのは、白いパーカー、その一点が染まっている。

 

 

あるいは泥のような、またあるいはチョコレートのような……

 

 Image result for はだしのゲン おどりゃ

 

 


そんな最悪な大学四年最後の春休み……

 

みんなも注意だ(^_-)-☆

 

今日もいい日になりますよう。

 

 

 

 

 

大学生の時にやらなくてもいいこと② ~中国人と付き合う②~ 中国グルメ編    

!気持ちの悪い画像や描写を含みます。お食事中はお控えください。!

 

 

中国への彼女との旅でおいしかったものや、これは⁉ と思ったのをひたすら列挙します。

中国へ行く予定が、(当分はない方がいいかもしれませんが)あったらご参考にしてください。

ま……それだけのこと (CV.シャウアプフ)

「シャウアプフ それだけのこと」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

 1.チーズミルクティー

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後ろに映っている男は気にしないでくれ…… 残っている写真がこれしかなかったんだ……

美味しかったんだこれが。

ま、タピオカミルクティーの走りみたいなもんで、中国では日本で

「タピる(⋈◍>◡<◍)。✧♡」という言葉が生まれる前からこうしたドリンクが流行っていたみたいです。(そういえば、シドニーでも2016年にタピオカ流行っていたから、日本でのタピオカ流行はだいぶ遅かったのかもしれない…… あの頃タピオカ屋をやっていれば就活しなくて済んだのに……)

タピオカは別に好きじゃなんですが、これうめえっす。

チーズケーキ味のアイスが好きなら絶対はまると思う。

 

味は、チーズケーキ味のアイスをマックシェイクにした感じだ。うまいぞ。

???「いやぁ、語彙力のなさ!」

 

↓ここのやつ。中国へ行った際にはぜひ。

https://www.alittle-tea.com/

 

 

2 カエル

 

えっつつつつつ⁉

 

って思ったそこのあなた! いやね、カエルうまいんだって。

 

スーパーでもこんな感じに売られてたし!

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特にね、火鍋という料理は肉の種類が選べるのだけど、だいたい「牛 豚 鶏 蛙」から選べるんだけど、「蛙」選んでみてほしいんだなぁ。

 

鶏肉と白身魚を足して2で割った感じだ!

 

鶏肉のぷりぷり感があるのに鶏臭くなくて、さらにたんぱくな味だから、火鍋みたいな濃い中華の味付けにすげぇあうんだ!

 

うめぇぞ!

 

3 鶏の足

 

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左下にあるやつ

これです。

 

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これです。

 

 はい、えーっとですね、気持ちの悪いことを今から書きます。

 

お食事中の方はご遠慮ください。

 

いやね、味はうまいんですよ。これ。

 

いや、味はうまいんですけど……

 

これ、口に含むとね、鶏のね、指がね、間接のところでぽきぽきと外れて、

指の関節のところで切れた、鶏の指の骨が口の中に残るんですよ……

 

味はいいんだけど、あの感覚が無理だった。

 

本当に指を食ってるみたいだった。(いや指食ってるんだけどね)

 

4 小籠包

 

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説明不要っ! 美味っ!

 

あ、だけど一点補足させていただきます。

 

彼女が言ってた本場の小籠包の食べ方。

 

一、まず、小籠包をちょっとだけかじって、そこから中の汁を吸う。

 

二、で、そのスープを飲んでから、小籠包を食べる。

 

これが本場の小籠包の食べ方なんだって!(彼女曰く)

 

5 おっぱい饅頭

 

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味は全然普通。ただの饅頭。

セックスに例えると……いや、やめておこう(CV.村上春樹

 

彼女がおっぱい~ってゲラゲラ笑ってた。それだけ。

 

 

6 ナマコとタツノオトシゴの干物

 

薬局に売ってた。

 

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これ、どうするの? って彼女に聞いたら彼女が店員さんに聞いてくれた。

 

お茶とかに入れてダシを取る容量で、摂取するらしい。滋養強壮とか、長生きにいいらしい。

 

だから、お母ちゃんに買っていった。

 

この前実家に帰って「タツノオトシゴどうだった?」って聞いたら、

 

「捨てた」って言われたよ。

 

かなしみ。

 

っていうか、そもそも薬局に来たのはさ、「馬のペニス」が売ってるって聞いたからなんだよね。

 

いや売ってるには、売ってたんだけどね、高かったんだよ……

 

一本二万くらいした……さすがだよね……

 

え? 馬のペニスは何に効くのかって? 「滋養強壮」だよ。「オトコ」を上げるんだって。

 

え? なんでそれが欲しかったのかって?

 

HAHAHAHA! それはまたいつか……

 

続きます。

 

今日もいい日になりますよう。

 

 

 

2020年度 上半期芥川賞 背高泡立草 ネタバレ  

 

雑感、簡単なあらすじはこちら↓

 

www.tunacanprotein.work

 

 


【第162回 芥川賞受賞作】背高泡立草

 

 

 

・あらすじ

実家に帰ってきた美奈は母親や、叔父や叔母ととともに、〈古か家〉〈新しい方の家〉そして納屋のある島へと向かう。目的は納屋の周りを取り囲み、家がおぼれるように生えている雑草を刈るためだった。

 美奈は毎年、毎年雑草を刈ることを理解できないでいた。それでも母に言いくるめられるままに、納屋の周りを刈る雑草を手伝うことになる。

 この現代の美奈を中心とした物語が奇数章(1,3,5,7,9章)で展開され、偶数章(2,4,6,8章)にはその納屋がある島通過した歴史の物語がそれぞれ描かれる。それぞれ、戦前、終戦直後、江戸時代、10~年ほど前(おそらく)の時代を舞台にした、主人公も時代も全く違う物語だ。ただ一つの共通点として舞台である島がある。9章からなる物語。

 

・章ごとのあらすじ

 

 

・1章【船着き場】

 

 母である美穂の運転する車によって、吉川美奈は船着き場にやってきた。船着き場には母の妹である加代子、そして母の兄である哲雄もいた。これから、島にある納屋の草刈りに行くが、美穂にはその意味がわからなかった。せっかくの連休を無駄にしてまで、どうして納屋の草刈りをしなければいけないのだろう。

「だって綺麗にしたっけ、どうせ何もせんちゃっけん。ただ歩きやすい原っぱになるだけじゃん」と美奈は言った。が母は返す。

「やけん。みっともないとよ」

不承不承のまま、美奈は家族とともに納屋のある島へ向かう。

 

・二章【雄飛熱】

  • 満州国がたって三年後という描写があるから、時代はおそらく1935年。

話好きの夫は、土間によく客人をよんでいた。が、そのことを妻はよく思っていなかった。一つにはそうした度重なる来客につかれたのと、もう一つは夫の秘めた情熱がいつたきつけられるか分かったものではなかったからだ。

夫は広い世界に出たいという野心を持っていた。

そしてある日、夫は役場からパンフレットを手に家に帰ってきた。畑にもいかずに役場へ行っていた彼の手に握られていたそのパンフレットには「保証」と「案内」という文字があるのが見えた。

夫は妻に、たやすい用事でも言いつけるような声で、「もう頼んでしもうた」というのだった。

 

・第三章【昼】

 美奈たちが島に着いたのは昼過ぎだった。そこで、美奈の祖母に当たる敬子と家族そろって昼ご飯を食べる。そして哲雄と美穂と加代子は草刈りに出かける。美奈と加代子の子である知香は残っていた。

 

 

・第四章【芋粥】※時代1945年、終戦直後。

 彼(おそらくは第二章の夫)の乗った船は難破し、おぼれかけていた。

 彼の乗っていた船は、四隻の漁師たちの船により助けられる。助けられた人々は、波止場から陸に降りると、一軒の家に案内された。そこの土間には、難破した船の人々が集められていた。

 そこで芋粥のにおいをかいで初めて、彼は自分が何日も食事をしていないことを思い出すのだった。

 彼は自分の近くに一人の子供がいるのに気が付いた。何の気もなく、彼は子供を自分の隣に座らせる。他の者は、彼らが親子だと勘違いしているようだった。

 

・第五章【納屋】

 美奈と知香が遅れて納屋についたころには、もう草刈りはあらかた終わっていた。彼女らに残された作業は散らかった草を袋に詰めるくらいで、美奈は軍手をはめて草を詰め始める。

「でもさ、ここに放っておいたら、また生えてきちゃうんじゃない? 種があるんだから」と美奈は聞いた。

「生えたら、また刈りにくるとよ」と千加子は言った。まるで当然と言わんばかりに、そのことが美奈はまだ理解できないでいた。

 

・第六章【無口な帰郷者】

 刃刺の青年がいた。彼の役割は、捕鯨の際に、鯨の背に飛び乗って刃物を突き刺しとどめをさすことだった。けれどもそれは危険を伴うことだったから、刃刺には鯨組の中でも一番の報酬を得ていたし、なによりその刃刺の青年は腕がたった。

 彼は子供のころにある男に刃刺として、海に長く潜っているためのコツをある男に聞いた。男は、「なるべく黙っていることだ」といった。「陸上と海中の呼吸の仕方は違う。陸上で話過ぎると、息を短く吸い込むことに慣れてしまう。だから、陸ではあまりしゃべらないようにして、肺を息にためておくのだ」数年後、その男は刃刺がその言いつけを守っていることに驚く。 

 ある時、その刃刺は蝦夷に行くことになった。そうして、彼と入れ違えるようにして病が流行った。彼が戻ってくると、人々は蝦夷の話を聞きたがったが、彼はあまり多くを語らなかった。相変わらずの無口であった。

 ある時に、彼は蝦夷で起こったことを語った。それを聞いていた男は、珍しく刃刺の彼が語った後でも、なぜだろう話を聞いた気がしなかった。

 

・第七章【夕方】

 納屋の草刈りを終えた美奈と美穂は、吉川の〈新しい方の家〉を掃除した。〈新しい方の家〉はいたるところにカビが生え、二階はそこら中が埃をかぶっていた。

 掃除をしながら、美奈は再び美穂に「どうして使わない家を掃除しなくてはいけないのか」と聞いた。

「だって、吉川家のやん」と美穂は即答する。

 その答えを聞いて掃除しているうちに、美奈は、美穂と千加子は笑ってこそいるけれども、近いうちに美穂と千加子が死んでしまい、また自分も結婚などしてしまったら、この納屋をそして〈新しい方の家〉を家の手入れをするものが誰もいなくなることを思い当たる。そして、それの何よりの表象が草で覆われた納屋なのだろう。

 草刈りを終えて腰を抑える母を見て、美奈は言った。

「草刈りを中止すればよかったのに」

「だってかわいそうもん」

「かわいそう?」

「納屋がさ」

 美穂の答えに美奈は笑った。そんな理屈は聞いたことがないと。

 

・第八章【カゴシマヘノコ】

 島に住む少年はボートで海へ出た。それは漁師の父親の持ちかけた話だった。漁師と少年は父子家庭だった。母親は漁師の父親の酒癖の悪さに家を出ていた。

 ある時、父親は少年に向かってカヌーのボートでできる限り遠くへ行ってこいと告げる。はじめこそ辟易して断っていた少年だったが、結局はその条件をのんだ。一つには、30万を旅の支度金として持たせてくれると親父が言ったからだ。

 出発した少年だったが、もちろん律儀にカヌーを漕いでできるだけ遠くに行く気なぞなかった。目当ては30万で、実際にともだちと落ち合って遊ぼうという話もしていた。

 けれどもなぜだろう、漕ぎ出してみると、楽しくてたまらない。ただひたすら無心に漕いでいた少年は、ある島にたどりついた。そこで、少年は嘘をついて、カヌーを捨てて、内陸に戻ることになった。

 少年は嘘をついたこと、そしてカヌーを捨てたことについては後悔していなかった。ただ、手にした金とこの嘘に始まったこれからの旅路に心を躍らせていた。

 

・第九章【帰路】

 敬子のまつ家に戻った美奈たちは夕食を食べていた。もうすぐ、船に乗って内陸に帰るのだ。

「草ってどれくらいで生えてくるの?」と美奈が聞くと、哲雄は一年程度でまた元通りになるだろうという。

「一年!」と驚いた美奈は「除草剤をまこうよ!」というが、

「うんにゃ、除草剤はつまらん」と哲雄に一蹴されるのだった。

 船に乗り、車での帰路、美奈と美穂と知香、三人の車内で、今日刈った草をスマートフォンで調べながら帰っていた。実に様々な種類の草があった。その草を調べては読み上げていく美奈。ふと後ろを向くと、眠っていた知香が目を覚ましてぼうっとしている。

「あぁ、今福岡に帰るとこね。これから草刈りに行く夢を見ていたから、びっくりした」

 

 

 

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今日もいい日になりますよう。